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6月号 平成15年6月1日発行
 
5月31日四国に上陸した台風4号は、西日本を中心に大雨を降らせましたが、5月に台風上陸と言うのは1965年以来38年ぶりで、過去3番目に早い記録だそうです。これも地球温暖化が原因の異常気象かと、すぐに結びつけて考えてしまいます。

さて、今年の夏は、ほとんどの原子力発電所が停止していることもあり、電力需要ピーク時の停電が心配されています。電力会社や大手の企業などでは対策を立てているようですが、私たち一般の電力消費者も、今年に限らずこれからはこれが当たり前と考え、省電力についてもう少し真剣に取り組んでも良いのでは思います。
 
ピークカット
 
年間で電力需要が最大になるのは、8月の最も暑い季節の午後、多くの家庭でエアコンをつけてテレビを見ている時間のようです。・・もしかしたらお盆休みに高校野球をみている時・・・?

電力会社ではそのピーク時に停電にならないように発電し供給しているそうです。今年はその発電量が少なくなるわけですから、なにも対策をたてなかったら停電になる可能性は大きいということになります。水力発電のダムは自然破壊だ、原子力発電所は危険だ、いろいろ言われています。では私たち一般の電力消費者には何が出来るのでしょうか。何をしたら良いのでしょうか。

(1) エアコンではないもので涼をとる。(扇風機、換気扇、排気ファンなど)
(2) ピーク時に電気を使わない。(使う時間をずらす。)
(3) 太陽光発電などを利用する。
(4) 日射を遮る。(雨戸、ルーバー、ブラインド、樹木など)
(5) 天井裏に厚めの断熱材を敷き太陽熱を防ぐ
(6) 庭に散水する。
(7) 高機能住宅にして省エネ化する。(深夜電力の利用など)

以上思いつくまま「ピークカット」や省電力できそうなことを記してみました。郊外では効果を期待できても、市街地ではほとんど期待できないものもあります。
 
都市緑化
 
この緑化は屋上でも地上でも良いそうです。
日本の都市部における緑地・公園は下記のように外国の大都市に比べると極端に少なく、それがヒートアイランド現象の一因になっているようです。そしてエアコンなしでは生活できないような環境になっています。

国内外都市の1人当り公園面積(u)
ニューヨーク  29.3 札幌市             10.4
ロンドン  26.9 東京23区    3.1
パ  リ  11.8 横浜市    4.4
ベルリン  27.4 名古屋市    6.7
ストックホルム  79.4 大阪市    3.5
キャンベラ  77.9 福岡市    8.5
政令市平均    6.0
全国平均    8.4
                 (出典)国土交通省

※ヒートアイランド現象:緑地や水面が減少し、地表がコンクリートやアスファルトで覆われた結果、水分の蒸発が減って地表面の温度が上昇する現象。
 

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