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10月号
平成14年9月25日発行
 
半袖では肌寒さを感じるような気候になってまいりました。
ロシアでは、氷河が崩壊して大惨事というニュースが流れています。地球温暖化の影響がこれからもいろいろな場所でいろいろな形で現われてくると思われます。
さて、先月から原子力発電所で、ひび割れ等の不具合を隠していた、という事件が新聞等を賑わしています。
情報が後から漏れると私たちは大変不安になります。
そこで今回は、電気の使用と発電について一緒に考えてみようと思います。
 
発電を考える
 
発電した電気は、蓄える事が出来ません。電気の安定供給の確保、地球温暖化防止の観点から、約40%の原子力比率を保つ事が必要だと言われています。
電気の使用量過剰による「停電」が減っているのも、原子力による安定供給のお陰と言わざるを得ません。原子力に反対といえども、それに頼らざるを得ない状況は私たち消費者が作っているのではないでしょうか。

40%の比率を守りながら原子力発電を減らしていく為には、
(1)消費電力の全体量を減らす。
・各家庭が消費電力量を節約する。
・エネルギー効率のよい家電製品を選択する。
・夏の冷房負荷を軽減する対策をとる。(ハッピー通信14年7月号参照)
(2)深夜電力を有効利用する。
電気温水器や蓄熱暖房機などの蓄熱機器を利用し、深夜電力の使用を増やす。
今は、時間帯別の料金メニューも豊富です。
(3)環境にやさしい方法での発電を増やしていく。
環境にやさしい発電として「風力発電」「太陽光発電」「地熱発電」などがあります。
 
蓄熱しよう!
 
前述したように、電気は蓄えておくことが出来ませんから、深夜電力を有効利用する際のポイントは「蓄熱」ということになります。安い料金の時間帯に、捨ててしまうはずの電気を熱に換えて蓄えておきます。

☆蓄熱暖房機:夜の時間帯に熱をレンガに蓄えておいて、その熱で暖房する。

☆電気温水器:夜の時間帯にお湯を沸かして貯えたものをお風呂や台所に利用する。

☆エコアイス:夜の時間帯に夏は氷を作り冷房に、冬はお湯を作り暖房に利用する。

しかし、まだコスト面、時間的な制約、機器装置の大きさ等の問題で、住宅ではほとんど利用されていません。

☆エコキュート:大気中の熱を利用してお湯を作るヒートポンプシステム。非常に省エネルギーで環境保全性の高い、家庭用CO2冷媒給湯器です。
 
 
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